50代・男性・調理師　立ち仕事での腰痛、頸椎ヘルニアで左手が痺れる

同じ姿勢で作業をしていると臀部・腰部・背部にかけて徐々に痛みが出る。
下を向くため、首がしんどくなり、左手の薬指に痺れが出てくる。
(病院では頸椎3番目のヘルニアと診断)

背面の筋肉の緊張がとても強くなっており、骨盤の歪みもある。
首の前側、胸の筋肉も硬くなっている。

うつ伏せで背面の緊張をとり、歪みの修正を行う。
臀部や下肢後面も緊張が強いが、腰背部の癒着が特にきついのでMCCを使い、入念にとっていく。
上向きで寝てもらい、椎間板の回復を行い骨盤を整える。

動作確認では可動が良くスムーズに動く。

痺れに関しては大胸筋部と首の前側の筋肉の緊張を取り頸椎の調整と牽引を行った。

腰の痛みと張り感、手の痺れが軽減したことを確認して施術終了。

腰に関して、長年の立ち仕事で椎間板への負担が大きく、マッサージだけではどうにもならなくなっていた模様。腰をかばう為に臀部や背部、下肢後面に負担がかかり過ぎていた。

手の痺れに関して、頸椎3番のヘルニアと診断をされていますが、薬指にあまり関係ないと思いました。(薬指なら下部頸椎かなと)
首前面の筋肉と大胸筋、そして下部頸椎に目を向けて施術を行ったところ、症状の緩和がみられた。

全体を見渡し施術をすることが大切。